About
私たちについて
行動は原因ではなく結果です。私たちは行動を直しに行かず、その行動が必要になっている環境をご家族と組み替えていきます。
Our stance
吠える、引っ張る、噛む。ご相談の多くは「困った行動をやめさせたい」という形で届きます。けれど二十七年の間に確かめてきたのは、行動は原因ではなく結果だということ。私たちは行動を直しに行かず、その行動が必要になっている環境をご家族と組み替えていきます。

教えるのは犬にではなく、ご家族にです。
Principles
三つの原則
一頭ごとに設計する
共通のカリキュラムは用いません。犬種、年齢、家族構成、住環境。すべてを見てから初回の計画を立てます。
同じ「吠える」でも、来客に吠える犬と留守番中に吠える犬では原因が違います。前者は距離の取り方、後者は不安の総量が問題で、対処もまったく別のものになります。決まった手順を当てはめると、たまたま合った犬だけが良くなり、合わなかった犬は「うまくいかない犬」にされてしまいます。だから計画は毎回ゼロから立てます。
叱らずに整える
罰による抑制は、行動を隠すだけで解決しません。望ましい行動が自然と起きる環境を先につくります。
叱れば、その行動は目の前から消えます。ただし消えたのは行動だけで、原因は残ります。多くの場合、犬は「人の前ではやらない」ことを覚え、見ていないところで続けます。唸りを叱られた犬が、前触れなく噛むようになるのはこのためです。私たちは、望ましくない行動が起きる必要のない環境を先に用意します。
飼い主が主役である
犬だけを預かって仕上げることはしません。ご家族が扱えるようになるまでが、私たちの仕事です。
預けている間だけ良い状態になっても意味がありません。犬は人を見て振る舞いを変えるので、私たちの前でできることが、ご家族の前でできるとは限らないのです。どのコースでも必ず引き継ぎの時間を取り、同じ結果がご家族の手で出るところまで確認してから終わります。
Process
初回の流れ
- 01見る
- 初回は九十分かけて伺うだけです。困った行動そのものより、その前後に何が起きているかを記録します。犬に指示を出すことはほとんどありません。
- 02分ける
- 医療的な背景がないかを最初に切り分けます。痛み、加齢、内分泌。行動の変化が体調から来ている場合、訓練は無意味どころか有害です。疑わしいときは獣医行動診療科の受診を経てから計画を立てます。
- 03変える
- 犬ではなく環境を先に変えます。休む場所、動線、生活時間。ここを整えるだけで消える困りごとは、思っているより多くあります。
- 04渡す
- 最後にご家族へ引き継ぎます。うまくいかない場面を持ち帰っていただき、その都度調整します。ここまでを一区切りとしています。
Promise
お約束すること
- 罰や威圧を用いる方法は使いません
- 「何日で直る」といった期限のお約束はしません
- 医療的背景が疑われる場合は、受診を経てから計画を立てます
- お受けできないと判断した場合は、その理由を正直にお伝えします


